ハワイ島ヒロのココナッツ・アイランド(モクオラ)は癒しのパワースポット
ハワイ島ヒロのホテルのラナイ(バルコニー)から小さな橋が見えました。
その先にあるのはココナッツ・アイランドという昔はヒーリングの場として使われていた場所。ずっと気になっていたところなので、散策に行ってみました!
ココナッツ・アイランドは別名「Moku Ola(モク・オラ)」で癒しの島
ココナッツ・アイランドはヒロ湾にある小島で、そんなに広くはないですが、芝生がキレイな公園という印象。
別名「命の島」や「癒しの島」という意味を持つ「Moku Ola(モク・オラ)」とも呼ばれ、淡水が湧き出るスポットがあり、カフナ(司祭)が病気やケガをした人々を癒す、ハワイアンにとって聖地だったようです。
ハワイ語で「moku」は島、「ola」は命、健康、癒しという意味があります。
淡水が湧く、といえばオアフ島ワイキキのシェラトン・ワイキキ・ホテルとハレクラニの間くらいにあるカヴェへヴェヘも同じようにパワースポットと言われていますよね。
ちなみに、調べたところ日本にも海に淡水が出るところがあるようです。
京都市ある天橋立神社の井戸辺りに、名水百選に認定された「磯清水」という真水が湧くのだとか。現在は水は飲めないようですが。 あとは山形県遊佐町の釜磯海水浴場もそういうスポットがあるみたいで、何とも不思議。
日系人の街ヒロならではの鯉のぼりの飾り
私が訪れたのは2019年のゴールデンウィークで、こどもの日が近かったためか、鯉のぼりが飾られていました。さすが日系人の街ですね。
ココナッツ・アイランドでのローカルの過ごし方
ココナッツ・アイランドはそんなに大きくはありませんが、ピクニックができるテーブルやトイレも完備。安全のため、一人でトイレに向かうのは避けた方が良いですね。
ハワイ州観光局が運営する「アロハプログラム」というサイトの、森出じゅんさんのコラムを読むと、ココナッツ・アイランドは「半神マウイがマウイ島をハワイ島まで引っ張ろうとして、マウイ島の先端のみヒロ湾に残った。」と書いてありました。
なんと、ここはマウイ島の一部だったとは!ハワイの神話って本当に興味深いんですよね。
公園では、ローカルがファミリーや友人たちの日向ぼっこをしたり、釣りをしたり、のんびり時間を過ごすのにピッタリ。 浅瀬のところで海水浴もできるようです。
今でもココナッツ・アイランドは「Moku Ola(モク・オラ)」としてパワースポットと言われます。 そのパワーがどんなものかは分からないにしても、ヒロ湾に囲まれていて景色も最高だし、気持ちの良い公園なのは間違いありません。