ハワイに住むメリットとデメリット、1年半の暮らしで分かった現実とは
ハワイに住んだら絶対人生幸せになれるのに…と思いますか?
世界中から観光客が集まるリゾートが憧れだった私はずっとそう思っていました。
でも1年半暮らしてみると当然ですが良いところも悪いところも見えてきます。そこで今回はハワイに住むメリットとデメリットとお話します。
ハワイに住むメリット
まずはハワイに住んで実感したメリットから。
気候が穏やかで冬が寒くない
一番メリットだと感じたのは、気候が穏やかで冬が寒くないこと。寒いのが苦手なので本当にありがたい〜。
夏と冬の区切りはありますが冬でもカーディガン羽織るくらいでOKなのでコートやブーツなどは不要です。
夏も日本のようなジメっとした暑さではなく、割とカラッとしているので個人的にはとても過ごしやすいんです。
海、山、花と自然が豊か
ハワイはご存知のようにビーチリゾートなのでキレイな海がすぐそこに広がっています。
サーフィンやダイビングをやらなくても、静かなビーチで本を読んだりBBQしたり楽しみ方は色々。
実は山もとても素晴らしく、初心者から上級者まで満足できる絶景ハイキングコースがたくさんあります。毎週末、お金をかけずにそういう遊びができるんです。
ハイビスカス、プルメリア、ティアレ…南国の花が咲き誇り街が色鮮やかなのもとっても嬉しい!
英語が苦手でも何とかなる
ハワイは色々な国からの移民が多く、日本人以外にも英語が上手に喋れない人がたくさんいます。
そういう人に対しても優しいので、英語が苦手でも何とか生きていくことができます。
ただしビジネスの場面では英語が下手だと上司からの評価が下がりますが(私のこと 笑)、職場が日系企業なら問題ないでしょう。
自分らしくいられる
これも大きなメリットなのですが、日本に比べたら自分らしくいられるんですよね。
ハワイはのんびりとした性格の人が多く、そして他人のことをあまり気にしません。
日本にギスギスした雰囲気の中働いて心身ともに疲れてしまったら、1ヶ月くらいハワイで過ごすことをおすすめします。
空気の流れもゆっくりなので、必ず自分らしさを取り戻せるはずです。
ハワイに住むデメリット
ハワイに住んで嫌だったデメリットはこちらです。包み隠さずお伝えします!
家賃と物価がバカ高い
No.1のデメリットは家賃と物価がバカ高いこと。
私が住んでいたのは築約40年のキチネット(簡易キッチン)付ワンルームで家賃は毎月$1100ほど。
部屋が狭いので洗濯機はなく、コンドミニアム内のランドリーフロアに行かなくてはいけませんでした。
都内でも10万円以下で洗濯機付きのワンルーム借りれますよね…(地元なら6万円台でも)。
ハワイは島なのでハワイで食品や物資のほとんどはアメリカ本土や他の場所からやってきます。なので物が少なくて高いんです。
旅行で来ていたら気になりませんが毎日の生活となると不便。ティッシュやトイレットペーパーなど紙類は本当に高い!
そして医療もありえない金額。普通に会社勤めをしていても社会保険がないので、民間の高い保険に入らなくてはいけませんし、歯の治療はまた別の保険をかけないといけません。
飽きる
メリットで気候の良さを出しましたが、実は四季がないのも結構飽きます。
日本では桜が咲いて春、紅葉して秋、など区切りがありますが、冬も暖かいので気付いたら年が明けてた!という感覚で単調になりがちです。
また娯楽施設がないため遊びに行く場所が限られて飽きてしまう人も多いです。
日本より治安が悪い
アメリカの中ではハワイは比較的治安が良いと言われますが、当たり前のように日本よりは治安は悪いです。
最近では銃の事件もちらほら聞くようになりましたし、窃盗、強盗は昼間のワイキキエリアでも起こっています。
日本だったら深夜に女性一人でコンビニに行っても何てことありませんが、暗くなって裏路地を歩くなんてことは絶対危険。
そこらへんでマリファナ吸っている人も多いですしね…。
人間関係が面倒くさい
ハワイは狭いので、人間関係が面倒くさいと思うこともあります。
「誰と誰が別れた、付き合った」「あの人がどこそこに転職した」などウワサ話はしょっちゅう。
私は会社がアメリカ企業だったこともあってそこまで日本人コミュニティに浸かっていなかったのですが、「日本人と話すときは日本にいるよりとても気を使う」と話していた友人もいました。
あとは人口が少ないのでなかなか良い出会いがない 笑!
ハワイに住むメリット、デメリットのまとめ
メリットもデメリットも人それぞれ捉え方は違います。
住めば都なので、物価が高くても、リゾート税と考えればそれなりにやっていけるでしょう。
もしハワイに移住を考えているなら生活の中で何が幸せの優先項目になるか?をまず考えるのが大事なことだと思います。