虹にまつわるハワイ語やことわざとハワイで見つけた虹の写真
アメリカの州にはニックネームがありますが、ハワイは「レインボー・ステート(Rainbow State)」。つまり虹の州、ということですが、本当に良く虹に遭遇しますし、車の運転免許証やナンバープレートのデザインにもレインボーが採用されています。
そんな虹はハワイ語でどう呼ぶのでしょうか?
ハワイ語で虹はアーヌエヌエ(ānuenue)
ハワイ語で虹はアーヌエヌエ(ānuenue)というのが一般的で、他にはアオ・アクア(ao akua)という言葉もあるようです。
オンラインハワイ語辞書のWeheweheによれば、虹の出方でこのように名称が異なります。
- 短い虹、虹のかけら:オーノヒ(ʻōnohi)
- 地面の近くに出る低い虹:ウアココ(uakoko)、レホプル(lehopulu)
- 太陽の周りに出る虹(日暈 ハロ)、月の周りに出る虹(月暈 つきがさ):ルアホアノ(luahoano)、ルアカーライ(luakālai)
- ムーンボウ(月虹):アーヌエヌエ・カウ・ポー(ānuenue kau pō)
- リかすかな薄い色の虹: プナケア(punakea)
ムーンボウは幻想的だと聞いたことがありますが、実際目にしたことはありません。一生のうち一度は見てみたい!
虹にまつわることわざ
虹にまつわることわざは割と有名なので、英語版は知っている方も多いのではないでしょうか。
- オレ・ウア、オレ・アヌエヌエ(Ole Ua, ‘Ole Anuenue)
英語だと「No Rain, No Rainbow」で、直訳すると「雨が降らなければ、虹は出ない」という意味です。
つまり、辛いことや悲しいことがあっても、その後には幸せもやってくるよ、ということ。とてもポジティブなことわざですね。
プライベートや仕事で失敗したり、理不尽な扱いを受けたり、とにかく落ち込んでも、そういう悪いことは一生続くわけではないです。
雨が降っているときは室内でじっとするように、上手くいかない時期は大きな行動はせずに小さい努力を重ねて、人生を輝かせてくれる美しいレインボー(アーヌエヌエ)が姿を現すのをしばらく待ってみるスタンスでいると、少しは気が楽になりますよね、きっと。
ハワイの街で見つけて撮ったさまざまな虹の写真
最後に、休日にカメラを持ち歩いて出かけて、虹を見つけたときに撮影した写真を載せます。 雨が多い冬の方が虹に出会う確率が高い気がしています。
まずはワイキキ。雨で涼しいなぁと思いながら遠くを見ると低めながらもくっきりとしたアーチ!
アラモアナビーチでスコールのあとに現れた大きな虹。
ハイキングのときもたまに見かけます。これはラニカイ・ピルボックスにて。
車のナンバープレートに描かれた虹はコレ!ハワイ州の免許証もレインボー柄ですが、私は仮免しか持っておらずもっと地味なデザインでがっかり…。
シェイブアイスにも「レインボー」!混ざると茶色になってしまうので、溶ける前に食べちゃいましょう(笑)。