ハワイ語カマアイナの意味とハワイ住民にお得なカマアイナレートとは
ハワイに住むと、「カマアイナ(kamaʻāina)」というハワイ語を見たり聞いたりするようになりました。
これは一体どういう意味なのか、そしてハワイ住民だけが使えるお得なカマアイナレートについてお話します。
カマアイナの意味はハワイ出身の人
カマアイナは直訳すると「土地の人」で、ハワイ出身やハワイに住んでいる人のことを指す言葉です。
ハワイ語はひとつの単語でも実は複数の言葉から成っていることが多く、カマアイナは「kama」と「āina」が組み合わさったものになります。
- kama:子ども、人
- kāina:土地、地球
でも子どもは「ケイキ(keiki)」が一般的に使われますね。
ハワイに住む人だけが割引される魔法のレート?
私のように外国からハワイにやってきた者は正確にはカマアイナではないですが、カマアイナとしてその恩恵に預かることがあります。
それはカマアイナレートというハワイ住民が受けられる割引価格です。
給料が安く物価が高いハワイでは本当にありがたいシステムで、博物館や美術館、ホテル予約やゴルフ場などでカマアイナレートが設定されていて、一部の飲食店でもカマアイナなら安くなることがあるようです。
あるようです、と書いたのは、出勤前に立ち寄ったワイキキのカフェで「You live here? We have kamaʻāina rate」と聞かれて、一度だけディスカウントしてもらったことがありますが、カフェやレストランではわかるところにカマアイナレートが書いてあるわけではないので、あんまり利用したことがありません。
ちなみにミリタリーの人も同様に割引されることが多いです。さすがアメリカ!
カマアイナレートの利用方法と割引例
このカマアイナレートを利用するためにアメリカ市民権や永住権は必要ありません。免許証やステートIDなど写真付き身分証明書があればOK 。
ハワイに住んでいるけど知らなかった!という方、是非カマアイナレートで得してください。
▼カマアイナレートの一例(2021年5月現在)
ハナウマ湾:$12.00 → 無料
ワイキキ水族館:$12 → $8
ホノルル動物園:$19.00 → $8.00
ビショップミュージアム:$24.95 → $14.95
ホノルル美術館:$20 → $10
コオリナ・ゴルフクラブ:$225 → $85
ロイヤルクニア・カントリークラブ:$150.00 → $47.00〜$65.00