ハワイ語パウハナ(pau hana)の意味と仕事終わりの楽しい過ごし方
夕方や週末間近になるとテレビで聞いたり、ソーシャルメディアで見かけるハワイの言葉といえば「パウハナ(pau hana)」。
ハワイの人は仕事終わりをどうやって過ごすのか、パウハナという言葉の解説とともに紹介していきます!
ハワイ語で仕事終わりを意味するパウハナ(pau hana)
「パウハナ(pau hana)」は直訳すると「仕事終わり」という意味で、つまり仕事の後にアフター5(死語…?)を楽しむことを指しています。
まずはパウハナという言葉ですが、「パウ(pau)」「ハナ(hana)」という2つの単語が組み合わさっていて、それぞれこのような意味を持っています。
- pau:終わる、完了する、最後の
- hana:仕事、活動、義務、昨日
なのでpau hanaは仕事終わり。下記のような使い方もします。
- いわゆる花金やプレミアムフライデー:pau hana Friday
- 仕事終わり帰宅ラッシュ、夕方の渋滞:pau hana traffic
- アフター5を楽しむ時間:pau hana time
- 仕事後の偵察、つまりバーなどへ行くこと:pau hana patrol
ちなみに、pauやhana単体ではこのようにハワイの日常で使われています。
pauの使用例
ローカルが多いレストランでは食事が終わる頃に「Pau?」とか「Pau already?」とスタッフに聞かれたりします。「もう食べ終わりましたか?」ということですね。まだ食べているときは「Still working.」と伝えればOKです。
仕事が全部終わったー!とか今日の仕事は終わりー!という時は「All pau」という表現もします。
hanaの使用例
ハワイではショーやライブの後に「ハナホウ(hana hou)!」とステージに向かって声をかけますが、「hou」は「もう一回」「繰り返す」という意味があるので、hana houはアンコールのことを示します。
パウハナといえば、ローカルはまずビール?
パウハナをどうやって楽しむかといえば、ハワイ住民はまずはビールでしょう。仕事が終わった後の一杯は最高ですからね〜!
最近ハワイはクラフトビールブームで、地ビールを味わえるお店も増えましたし。
日本のように遅い時間まで残業する習慣がないため(会社にもよりますが…)、レストランやバーのハッピーアワーを活用して、家族や友人とのんびり食事をしたり、お酒を飲みながら会話を弾ませたり、恋人とデートしたりするのです。
パウハナの過ごし方は自由自在、仕事を切り上げて楽しもう
パウハナの過ごし方は自由自在です。
ジョギングやヨガなど体を動かしてリフレッシュしたり、カフェで美味しいコーヒーを飲んでリラックスしたり、家でのんびりテレビや映画を観るのも良いですよね。
日本だと定時に帰ることは難しいかもしれません。でもたまには早く仕事を切り上げて、パウハナ・タイムを満喫するのも大事なんじゃないかなーと思います。