ハワイ語で花の名前は?ハイビスカスやプルメリアなど20の言葉
ハワイ語で花の名前はこんな言葉
ハワイ語で花はプア(pua)。
ハワイの代表的な10の花の言葉を集めました。
ハイビスカス(ブッソウゲ)
ハイビスカスはハワイ語でアロアロ(aloalo)。
ハイビスカスの花を示すときはプア・アロアロ(pua aloalo)、低い木に咲く赤いハイビスカスはコキオ・ウラウラ(kokiʻo ʻulaʻula)、白いハイビスカスはコキオ・ケオケオ(kokiʻo keʻokeʻo)と言います。
1988年からはブラッケンリッジー・モクレイアヌス(マオ・ハウ・ヘレ、maʻo hau hele)と呼ばれる黄色のハイビスカスがハワイ州花ですが、それまでは赤いハイビスカスが州花でした。ブラッケンリッジー・モクレイアヌスはあまり見かけない品種でこの写真のものではありません(まだ発見したことがない)。
日本ではハイビスカスをブッソウゲとも呼ばれますが、色は赤、白、ピンク、黄色、オレンジなど様々な色があり、個人的には八重咲きのダブルハイビスカス(フウリンブッソウゲ)がゴージャスで好きです。
レフア
ハワイ島の花であるレフア(lehua)はオヒア・ツリー(ʻōhiʻa tree)に咲く花。
火の女神ペレの嫉妬によって恋人同士だった2人のうち男性がオヒアの木に変えられてしまい、涙が止まらない残された女性を他の神様がレフアの花に変えたと言う伝説があります。
キラウエア火山のエリアで良く目にしますが、近年環境の変化や病気により枯れてしまうことが問題に。何とか保護ができると良いのですが。
ロケラニ(ダマスクローズ)
ダマスクローズと聞けばピンとくるロケラニ(loke lani)はマウイ島の花。
鮮やかなピンクが美しくレイにすると一層華やかです。
イリマ
小さくて黄色いこのイリマ(ʻilima)はオアフ島の花。
イリマのレイを作るには大量の花が必要になるためとても手間がかかり、それ故か王族しか身につけないと言われていました。
この写真は、マカプー岬でのハイキング途中で撮影。
アオイ科キンゴジカ属の花ですが、実はハイビスカスもアオイ科なので親戚といったところでしょうか。
プルメリア(フランジパニ)
プルメリア(フランジパニ)はハワイ語でメリア(Melia)と言います。
ハワイでよく見かけますが、シーズンは5月から10月くらい。冬にハワイに行って咲いてなかったことにガッカリした記憶があります。原産国は中南米。東南アジアのイメージも強いのではないでしょうか。
オブツサ種とルブラ種の2種類が有名で、オブツサ種はこの写真のように白がベースで中心が黄色い花。それ以外のピンクやなどがルブラ種となります。葉の形も異なります。
ピカケ(アラビアンジャスミン)
ハワイ王朝最後の王女、プリンセス・カイウラニが好きだった花と伝えられているピカケ(pīkake)。
とても香りが良いので香水としても有名ですね。フラダンサー時代はステージの前になるとピカケの香りを身につけて気分を盛り上げたものです。
ちなみにプリンセス・カイウラニがかわいがっていたクジャクもハワイ名はピカケ(pīkake)。
建て替えが予定されている(けど未定)ホテル、シェラトン・プリンセス・カイウラニの近くに彼女の像があるのですが、その近くでこのピカケを撮りました。
チュベローズ(ゲッカコウ)
チュベローズ(ゲッカコウ)もとても良い香りがしますね(写真の白い方の花)。ハワイ語ではクパロケ(Kupaloke)と言います。
チュベローズは高級ブランドの香水にも使われていて、この花のレイをかけてもらうと本当にうっとりした気分になります。
バードオブパラダイス(極楽鳥花)
バードオブパラダイス(極楽鳥花)はハワイ語でマヌ・パレカイコ(manu palekaiko)。マヌは鳥、パレカイコはパラダイスなので意味はそのままとなります。
ハワイではハイビスカスやプルメリアのようにどこでも咲いている印象はないのですが、通勤時に通る道で発見しました。形も色合いもユニークで南国らしいですよね。
ティアレ・タヒチ(タヒチアン・ガーデニア)
タヒチの国花であるティアレ・タヒチ(タヒチアン・ガーデニア)はハワイ語ではキエレ(kiele)。
ジョシュ・タトフィの名曲Pua Kieleはこの花のことで、日本名ではクチナシです。
ブーゲンビリア
ブーゲンビリアはハワイ語でプカナヴィラ(pukanawila)、またはプア・ケパロー(pua kepalō)と言う名前です。
グアムの島花である鮮やかなピンクのブーゲンビリアですが、実は花は中にある小さな白いものになります。
ハワイ語で植物の名前はこんな言葉
ハワイ語で植物はラアウ(lāʻau)。
ハワイの代表的な10の植物の言葉はこちらです。
ヤシの木
ワイキキをはじめハワイの街並みに欠かせない代表的な植物といえばヤシの木。ハワイ語ではパーマ(pāma)という言葉で、ココナッツの実をニウ(niu)と呼びます。
ヤシの木が風に揺れるのを見るととても癒されるのは私だけでしょうか?
ココナッツの実が落下すると危険なので、ワイキキなど観光客が多いエリアでは定期的に花を切っています。きちんと手入れされているので安心して歩くことができますね。
モンキーポッド
この木なんの木〜♪で有名なモアナルア・ガーデンのモンキーポッドはハワイ語でオハイ(ʻohai)。
原産は中南米ですがハワイにある日立の樹として有名なのでハワイっぽいイメージがありますよね。
同じマメ科植物のオオゴチョウは燃えるような赤い花がキレイですが、クアナ・トレス・カヘレのオハイ・アリイ・カルヘア(ʻOhaiAliʻi Kalihea)の歌に出てくるあの花がオオゴチョウです。
ティーリーフ
ティーリーフはハワイ語でラウ・キー(laukī)。ティーだけだとキー(kī)になります。
魔除けの意味があるこのティーリーフは、悪いものから守るため家の庭先に植えてあることも多いですね。ハワイの住宅地で見ることができます。
フラダンサーにはお馴染みのティーリーフ、いつか生の葉でできた衣装を身につけたいと思っていましたが叶わず!将来復帰したらぜひ、と思っています。
ジンジャー
ジンジャーはハワイ語でアワプヒ(ʻawapuhi)と言います。
ハワイでは色々な形のジンジャーがありますが、このレッド・ジンジャーが一番写真映えすると思っています。
アワプヒには美容成分があるようで、アメリカのシャンプーの名前にも使われています(もちろん成分も配合)。
シダ
ハワイでシダといえばカウアイ島のシダの洞窟が有名ですが、ハイキングをしていると湿気のあるコースでは大体見ることができます。キラウエア火山国立公園のシダも圧巻で、また訪れたいです。
そんなシダはハワイ語でパライ(palai)もしくはパラパライ(palapalai)。あのハワイアン音楽のグループ、ナー・パラパライの名前にもなっています。
パインツリー(松の木)
オアフでは見たことがなく、ラナイ島で一番印象的だったのでこのパインツリー(松の木)。あんまり南国っぽい感じはしないのですが一度見たら忘れない景色でした。
ハワイ語ではハワイ語ではラアウ・パイナ(lāʻau paina)です。
パンノキ
ハワイアンキルトのモチーフによく用いられるパンノキの実はハワイ語でウル(ʻulu)。豊穣や知恵といったポジティブな意味を持つそうです。
その昔タロイモと同じようにウルもハワイの人たちの主食でした。
最近ではチップスになって登場し、フードランド(Foodland)やダウン・トゥ・アース(Down to Earth)などのローカルスーパーマーケットやファーマーズ・マーケットで購入することができます。
ナウパカ(クサトベラ)
ひとつの花をちょうど半分に分けたような形が特徴のナウパカ(naupaka)。ビーチに咲くビーチ・ナウパカがメジャーですが、山にもマウンテン・ナウパカが存在します。
レフアのように、またもや火の女神ペレに引き裂かれた恋人にまつわる伝説が残される花です。
オヘロ・ベリー
ハワイ島やマウイ島の山に育つオヘロ・ベリー(ʻōhelo ʻai)は火の女神ペレの好物と言われています。アイ(ʻai)は食用植物を意味します。
そう聞いてしまうとハイキングの途中で摘んで食べるのはちょっと腰が引けてしまいますが、オヘロ・ベリーはジャムとして売られていて、甘酸っぱさがクセになる美味しさなのです。
パイナップル
パイナップルはハワイ語でハラ・カヒキ(hala kahiki)もしくはハラ・アイ(hala ʻai)と言います。
パイナップルの産地といえば台湾やフィリピンが思い浮かびますが、ハワイは1940年代前半までさとうきびの次のメイン産業としてパイナップルの生産が盛んに行われていました。特にラナイ島は「パイナップルアイランド」と呼ばれるほどパイナップル産業が栄えていたそうです。
今ではホワイト・パイナップルやマウイ・ゴールドがローカル産として売られていますが、どれもまぁまぁ高価です。