ハワイ語で急ぐ、早い、遅いはどんな言葉?ウィキペディアの語源って本当?
ハワイ語で「急ぐ」「早い」、そして反対の「遅い」どんな言葉なのでしょうか。 あの有名なウィキペディアの語源にもなっているって本当?という話とともにご紹介していきます。
目次
ハワイ語で急ぐ、早いはウィキ(wiki)
ハワイで急ぐ(こと)、早い、速いを表す言葉はウィキ(wiki)と言います。
ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に降り立って入国審査場までバスで移動するのですが、このバスの名前はウィキウィキ・シャトル(Wiki-Wiki Shuttle)。
日本語にすると「急いで走るバス」といったところですが、実際はノロノロ運転でゆっくりと移動していきます。
ウィキペディアの語源はハワイ語?
ちなみに、オンラインで調べ物をすると必ず検索エンジンで上がってくる有名なウィキペディアの「ウィキ」はこのハワイ語のwikiから来ています。
WikiはIT用語で、webブラウザ上で複数の人がページを作成/編集できる仕組みのことを指すのですが、従来のwebサイト制作の工程よりも素早く作業が進むことからこの名前が付けられたようです。
ハワイ語で遅いはロヒ(lohi)
では、ウィキの反対語はなんというのでしょうか?
ハワイ語で遅い、ゆっくり、進歩の遅いという意味を持つ言葉はロヒ(lohi)です。
現地にはハワイアンタイムなる独特の時間の概念があるのですが、スーパーマーケットのレジも銀行の窓口も日本と比べたらビックリするほどゆっくり進みます。
ハワイに住み始めた頃にはこの遅さにイライラしましたが、慣れてくると「そんな急いでも仕方ない」とか思えてくるから不思議。
配達も工事も日程通りに行かず、みんな歩くのもゆったりなハワイですが、意外にも(?)ハワイアン航空は17年連続で米系航空会社の定時運航率1位を獲得しています(2021年現在)。