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アメリカ合衆国国勢調査局の調査データで、ハワイ州は2018年7月から2019年7月の1年間で4,721人の住民が減ったことが判明しました。人口増加率ランキングでアメリカ50州のうちハワイは45位とかなり低くなっています。
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人口減少の原因はやはりハワイの物価の高さにあります
非営利公共政策研究機関グラスルート・インスティチュート・オブ・ハワイ(Grassroot Institute of Hawaii)のCEOケリー・アキナ(Keliʻi Akina, Ph.D.)氏は「ハワイ政府は、人口減少にともない課税を増やしているため、さらに生活費が高騰。物価が安く仕事のチャンスが多いアメリカ本土に住民が流れてしまい、これはハワイの経済にとって良くない傾向である。」とコメント。
2019年は13,817人という多くのハワイ住民がアメリカ本土や他の地域へ移動し、アメリカ全体ではハワイ州、ニューヨーク州やアラスカ州を含む10州で人口減少となっています。
ハワイに行き街を歩くたびに日本人の移住者が増えたな…という印象はあるものの、実は多くの人がハワイを去っているとは驚きました。
給料の良い仕事がたくさんあるアメリカ本土に住んだ方が楽という声や、日本に引き揚げる人も結構いるという話も聞きますし、物価が高い島暮らしはとてもきついということが今回のデータに反映されているのが良くわかるニュースでした。
参照:Pacific Business News
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