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ハイキングコース「天国への階段(ハイク・ステアーズ)」が撤去される予定

ハイキングコース「天国への階段(ハイク・ステアーズ)」が撤去される予定

▼2021年9月17日(金)更新 ホノルル市長は、ハワイのハイキングコースとして人気のハイク・ステアーズ(Ha’iku Stairs)撤去を認める方針を明らかにしました。

ハワイ州議会は事前に近隣住民にアンケートを行いましたが、93%がハイク・ステアーズの撤去を求めていたとのこと。

整備して観光地化する話もあったものの、周辺住民の何十年にもわたる訴えが実る形となりそうです。

カネオヘ在住のクムフラ、フランク・ヒューイット氏は「第二次世界大戦中に親族がハイク・ステアーズ建築に携わったが、それは戦争のためだったので撤去を指示します」とコメントしています。

目次

違法だけど絶景ゆえにハイカーを魅了するハイク・ステアーズ

ハイク・ステアーズは第二次世界大戦中に軍の施設へアクセスするために作られた階段で、決してハイキング用ではありません。

カネオヘからのハイク・ステアーズへのアクセスは私有地を通るため、違法とされています。 しかし1987年に閉鎖された後も、3922段の階段がコオラウ山脈の絶景ポイントにつながることから、今でもハイカーたちが夜が明ける前からこのトレイルにやってくるのです。

近隣の住人は「アクセスポイントが分からず、私の家の庭を歩き回る人たちや、泥だらけのスニーカーを裏庭で洗っているハイカーを目撃しました」と話していますが、暗いうちに自分の家の庭に見知らぬ人がウロウロしていたら、強盗かも!?とか疑っちゃいますよね。こわい…。

ホノルル警察は、2019年に入ってからすでに20件以上の不法侵入、過去数年間で多数の救助活動を報告。 私がハワイに住んでいるときも、何度かレスキューのニュースを見ましたが、金属製の階段は雨が降ると滑って転倒の危険性が増すのでしょう。

ハイク・ステアーズのこれまでのニュース

▼2020年12月10日(木)更新 ホノルル市議会はハイク・ステアーズ(Ha’iku Stairs)の再開に向けて動いていますが、地元住民は住居エリアに侵入される心配から、依然このプロジェクトには反対。

階段の整備などに約100万ドル必要となる見込みですが、その費用はハイキングを有料化することで回収できるのではないかとの考えがあるようです。

ハワイに観光客が戻れるようになって、その時にハイク・ステアーズが入場料がかかったとしても、合法で安全な登山コースなら訪れる人は増えるのではないでしょうか。

▼2020年7月10日(金)更新 「ハイク・ステアーズ(Ha’iku Stairs)」の管理がホノルル市へ移り、今後は合法のハイキングコースにすることを目指すことが発表されました。 ホノルル市長のカーク・コールドウェル氏は「世界でも有名な絶景ハイキングが残されることは喜ばしいこと」とコメント。

これでツアー会社もハイク・ステアーズを取り扱うことができるようになるかもしれませんね。老朽化が進んだ階段などがきっちり整備されると良いです。

▼2020年5月8日(金)更新 ハワイ絶景違法ハイキングコース「ハイク・ステアーズ(Ha’iku Stairs)」はホノルル水道局(Board of Water Supply)の管轄でしたが、投票でホノルル市の管理下に置かれることになりました。

ハイク・ステアーズはその絶景から天国への階段(Stairway to Heaven)とも呼ばれる、オアフ島で人気の違法トレイル。 入り口が私有地にあるため足を踏み入れると不法侵入となるのですが、ハイカーたちが後を経ちません。

ホノルル市はこのハイキングコースの有料化を検討して運営会社を探しているものの、まだ何も決まっていないとのことです。