マラサダってどんな食べ物?ハワイで1番売れる日はいつ?
マラサダというハワイのスイーツを食べたことはありますか?
最近都内のデパートの催事場でも売られたりしているマラサダについて、歴史やハワイのおすすめショップとともにお伝えします。
マラサダってどんな食べ物?
マラサダ(malasada)はポルトガル生まれの砂糖がまぶされた揚げドーナツで、ハワイ住民も観光客にも人気のスイーツです。
1878年、ポルトガル領のマデイラ諸島とアゾレス諸島からやってきたプランテーション労働者がハワイに持ち込んだのだそう。
もともとは1427年にサンミゲル島(アゾレス諸島の島のひとつ)で「まずく調理された」と訳されるものがマラサダのはじまりという説もあります。
ちなみに、ポルトガルでは現在はマラサダというものは売られておらず、揚げドーナツはボーラ・デ・ベルリン(Bola de Berlim)やソーニョ(Sonhos)と呼ばれているようですね。
ハワイのマラサダおすすめショップ
それでは、個人的に好きなハワイのマラサダおすすめをご紹介します!
レナーズ・ベーカリー(Leonard’s Bakery)
まずはマラサダで一番有名なレナーズ・ベーカリー(Leonard’s Bakery)。
ワイキキからバスですぐの(頑張れば歩くこともできます)カパフル通りにあるのですが。常に人が並んでいて、箱買いする人も多いです。
手に取るとフワフワですが、口に入れると意外にモッチリ感もあって2つくらいは一気に食べられてしまう軽さです。
プレーンの他にはクリーム入りもあり、ハウピア(ココナッツ)やリヒムイ(乾燥梅のパウダー)などハワイならではのフレーバーも楽しむことができますよ。
ワイケレやココマリーナセンターなどでワゴン車での販売もあります。
場所:933 Kapahulu Avenue Honolulu, HI 96816
リリハ・ベーカリー(Liliha Bakery)
ローカルエリアのカリヒ発で現在はアラモアナのみならずワイキキにも進出したレストランリリハ・ベーカリー(Liliha Bakery)。
ココパフというシュークリームが有名ですが実はマラサダもあるのです。
プレーンは正直普通の味なのですが、私のお気に入りはアズキ・マラサダ。
そう、これはまさに日本のあんドーナツなのです!ハワイに長期滞在していると、ふと餡子が恋しくなる時があるのですが、リリハ・ベーカリーでアズキ・マラサダを見つけたときはすごく嬉しかったー。
アラモアナ店の場所:Macy’s 3rd Floor, 1450 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI 96814
ワイキキ店の場所:International Market Place 3rd Floor, 2330 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
テックス・ドライブイン(TEX Drive In)
次はハワイ島のお店です。
ヒロから北上したホノカアというエリアにあるテックス・ドライブイン(TEX Drive In)はローカル料理のレストラン。
ここのマラサダはちょっと変わっていて、形が丸ではなく四角!
ずっしり系で1つでお腹が満たされるので、ドライブの途中に立ち寄って休憩する際にもオススメですよ。
場所:45-690 Pakalana Street, Hwy. 19, Honokaa, Hawaii 96727
プナルウ・ベイクショップ(Punalu‘u Bake Shop)
最後はハワイ島最南端の街、ナアレフのプナルウ・ベイクショップ(Punalu‘u Bake Shop)。
ツアーの合間の休憩で訪れた人も多いかもしれません。
このチョコがかかったマラサダがふわふわですごい美味しかったですー!
店内には他にもデニッシュなどもあり、甘めの生地が特徴のスイートブレッドも売られています。
場所:95-5642 Mamalahoa Hwy. Na‘alehu, HI 96772
ハワイで1年で1番マラサダが売れる日
キリスト教の復活祭に関連したマルディグラと呼ばれる日があるのですが(謝肉祭の最終日)、この日を別名ファット・チューズデー(Fat Tuesday)とも呼びます。
日本語では「脂の火曜日」「肉の火曜日」「肥沃な火曜日」などと訳され毎年2月3日から3月9日ごろの火曜日に設定されます。
このファット・チューズデーにはアメリカ国内で高カロリーの食事やドーナツを食べるようなのですが(おそらくエリアによって習慣は異なる)、ハワイではもちろんマラサダを食べる日として認定されています。
なので1年で1番マラサダが売れる日というわけ。私もファット・チューズデーには会社が大量に購入したマラサダを美味しくいただいた経験があります。